未熟な甲虫の呟き

創作小説サイト「あわいを往く者」附属ブログ。(サイト掲載小説一覧書籍のご案内
更新のお知らせやコメントへの返信、たまに管理人の雑談が交じります。
ユーザータグ「九十九の黎明」の記事
2018/12/24
創作話] イラストをいただきました 
2018/12/22
サイト話] イラストをいただきました 
2018/12/11
創作話] 九十九ネタのツイまとめ4 
2018/12/09
創作話] いいねで創作キャラ答える 
2018/11/26
創作話] イラストをいただきました 
2018/11/13
サイト話] イラストをいただきました 
2018/10/08
創作話] 「九十九の黎明」製本版第三版をお持ちの方へ 
2018/08/07
創作話] 創作関係の呟き:結びの一行、書き出しの一行 
2018/08/05
書籍・電子書籍] 『Dawn of the Mapmaker』ができるまで 
2018/08/05
書籍・電子書籍] 『Dawn of the Mapmaker 1』発売 

イラストをいただきました

 英語版「九十九の黎明」こと『Dawn of the Mapmaker』の表紙や挿絵を担当してくださっているもの久保さんが、またしても個人的に!今度はオーリとモウルを描いてくださいました!!! 前回のウネンとイレナのイラストだけでも身に余る光栄だというのに!引き続いて! ありがとうございます! ものすごく嬉しいです!!!!

 サイトの頂き物イラスト等のページにも飾らせていただきましたが、ブログでもご紹介いたします!



 見てください、この、広大な世界の広がり。画像クリックで原寸大に表示されますので、PCをお使いの方は是非ドーンと大きなサイズでご覧ください。

 今にも動き出しそうな鳥たちの羽ばたき。どこまでも遠い空。頭上を覆う夜の世界と、彼方に霞む昼の世界とがせめぎ合う時刻、うつろいゆく空の色の美しさ、そして儚さ。季節を終えつつある草々は、いのちを繋がんと綿毛を風に揺らしている……。
 そんな中、決意を瞳に湛えて佇むオーリ。風に髪を遊ばせながら、どこか薄い笑みを浮かべるモウル。

 ――この情景、最高じゃないですか!? 二人が逆光なのも、すごくイイ! 影を抱いて光を背負ってるんですよ!! なんだかもう、拝見しているだけで、胸の奥がグワーッてなりませんか! なります!
 某フォロワさんも呟いておられましたが、これはウネンと出会う前の二人なんじゃないでしょうか。自分のこと(と、辛うじて相棒のことと)で手一杯な二人。ウネンとの旅を通じて、彼らもまた成長したんだなあ、としみじみ感じ入りました。

 このイラストに関する、もの久保さんのツイートを以下に引用させていただきますね。
1枚目と2枚目の間に1ヶ月ぐらいブランクがあるので画風だいぶ変わっている
posted at 2018/12/5 16:15
うさんくさモウルは人よりも風に煽られがちだと思っている(個人的な意見)
posted at 2018/12/5 16:25
挿絵や表紙でもなんとなく周囲に風がうろついているイメージで描いていました
posted at 2018/12/5 16:26
 風に煽られがち。「まさに、まさに」と頷くことしきりです。

(そして、このツイートに呼応しての、某フォロワさんがたの
風を操るくせに、風に煽られるモウル
えっ?人を煽る癖に風に煽られるモウル?
というツイートにも大喜びしている作者でした。「うさんくさモウル」ばんざい!)

 もの久保さん、素晴らしいイラストをありがとうございました!


『Megalophilia もの久保作品集』発売中!!
『Megalophilia もの久保作品集』書影
 もふもふとした大きな生き物達、神秘的な存在、廃墟、遺物。ほのぼのとしたものから、畏敬の念を抱かずにはいられないものまで、もの久保さんの世界にたっぷりと浸れます。(続き物シリーズの絵も幾つか収録されていました! やったー!)
 表紙イラストのメイキングやインタビュー、各作品に対するコメントも読み応えたっぷりです! 皆さんも是非!
 

イラストをいただきました

 狼子さんが、「九十九の黎明」のイラストをくださいました! ウネンとオーリとモウルの三人勢揃いです!
 先月の私の誕生日にいただいたのに、体調不良やら何やらでバタバタしていて、ご紹介がすっかり遅くなってしまいました……。
 
 もうね、三人の表情が最高なんですよ。
 モウルはアレだし、オーリもコレだし……(*´艸`*)
 そしてウネンを見て「可愛い」と思った方、
同罪だよ、同罪
(自分で画像作っておいてナンですが、このモウルむっちゃ腹立ちますなw)

 九十九未読の方も既読の方も、是非「頂き物イラスト等」のページからご覧ください!

 狼子さん、素敵なイラストをありがとうございました!
 

九十九ネタのツイまとめ4

九十九の黎明」ネタの呟きが幾つか貯まったので、まとめます~。
いただいたナイス☆リプライも、許可を得て一緒に転載させていただきました。ご快諾ありがとうございました!


 即座に何人もの方に、異口同音に「ないわ~」「ないわ~」とリプライいただきましたw
 その全員の胸中を見事に代弁してくださった見事な総括ツイートがこちらです↓
@typ1 ない… これはホンマないわ~(笑) 皆さん仰せの通り何か裏があるか、さもなきゃニセモノか変なもの食べたか悪魔に憑かれたか(笑)
posted at 2018/10/27 21:27
 ※悪魔に憑かれたか:洸海さん著「The Holy Evil」参照(ФωФ)

「君のことが心配なんだよ」という台詞について、
@typ1 ウネンが言ったら、逆に張り切っちゃって余計に心配かけそうな父兄たち
posted at 2018/10/27 23:39
オーリは、張りきりたい気持ちとウネンの願いごとを尊重したい気持ちで葛藤する(けど結局行動に出る)。モウルは「君、いつでも誰にでも『心配だ』って言ってるよね」とあきれ顔でこれ見よがしに行動に出る。ヘレーは「分かったよ」と微笑んでから張りきって行動に出る(全然分かっていない)。 twitter.com/minila00/statu…
posted at 2018/10/28 22:53:53
(一人だけ、心配されたい奴が交ざってますな……)
posted at 2018/10/28 22:55:12


 akinokonikaさんの、
@sousakuTL モウルが凹んでいたら、オーリはどうするのかな、と、勝手に想像したら、物理的な距離は全然変わりなくて、何かモウルの好きな食べ物を買ってきて、テーブルの上にそっと置きそうだと思った……よしよししない……
posted at 2018/11/03 15:07
 というツイートに関して。

オーリもモウルも「相手の負担になってたまるか」と思っていて、そのことを互いに認識しているので、相手が何か凹んでいる様子だったとしても、向こうから何も言ってこない限りは見て見ぬふりして放置ですね。でも、食べ物の差し入れはありそう。食って寝てさっさと復活しろ、待っててやるから、的な。
twitter.com/akinokonika/st…
posted at 2018/11/04 12:44:03
慰めなり何なりアクションが欲しい場合は、モウルは食事の際に強い酒を頼むかな。酔うと口が軽くなる自覚があるし、そのあたりオーリも熟知しているから「愚痴りたいんだな」と察して聞き手に徹する。「大変だったな」とか一言ぐらいしか返ってこないけれど、モウルはたぶんそれで満足するだろう。
posted at 2018/11/04 12:48:15
オーリは酒に強いので、この手は使えないw 口下手なので、何か吐き出したくても「聞いてくれ」と切り出すのにも苦労する。普段なら食事が終わるとすぐに席を立つところが、いつになくぐずぐずしているな、というところでモウルが察して、酒の追加注文をかけて、ようやくオーリも重い口を開く、と。
posted at 2018/11/04 12:53:17
どうして食事時なのかというと。
「何が楽しくて、こんなむさくるしい奴と、食事の席以外で顔を突き合わせて語り合わなきゃならないんだよ」
「それは俺の台詞だ」
posted at 2018/11/04 12:57:57
ウネンが加わってからだと、凹むモウルに愚痴を吐き出させるようオーリのほうから仕向けてました(第七章。オーリがドツボに嵌まった時は、モウルがきちんとウネンに説明してました(第八章。二人とも、やればできる子! そして、凹むウネンに串焼きを差し入れする二人…(第六章。そこは揺るぎない。
posted at 2018/11/04 13:20:01


 同じくakinokonikaさんの、
@sousakuTL モウルとオーリは、ある意味、お互いに依存してるんじゃないかな でも、依存て言っても、相手がいないと駄目とか相手に縋り付く系と言うよりも、自分が相手と世の中を繋いでやっていると思ってる様な。自分がいなかったらコイツは無茶するだろ的な
posted at 2018/12/07 21:33
 というツイートに関して。

壁打ちツイートをまたしても(勿論許可を得て)引用いたしますが、この「自分がいなかったらコイツは無茶するだろ」ってやつ、モウル→オーリの話は番外編「役目」で書きましたが、オーリ→モウルについても確かにそのとおりだと深く頷かざるを得ない、っていうか受け取っていただけて作者大喜びです。
twitter.com/akinokonika/st…
posted at 2018/12/09 14:56:19
モウルはオーリよりも外面取り繕うの上手いし色々と器用なので、そんなに心配すること無さそうなんですが、一度「無理」と思った相手はスッパリと切り捨てる(比喩です念のため)ので、敵を作りやすいんですよね。相手するの面倒臭いと思ったら「馬鹿は嫌い」とか面と向かって言っちゃうし。
posted at 2018/12/09 15:00:19
恨み買っても魔術で返り討ちするから平気だけど、いわゆる「戦士」じゃないから不意打ちなんかに弱い。寝込み襲われたら反応できなさそう(血圧低そう)。魔術使い過ぎるとぶっ倒れる(これはモウルに限らずだけど)。たぶんモウル本人が思っている以上にオーリに「こいつ大丈夫か」と思われてますね。
posted at 2018/12/09 15:03:41
モウルはオーリほど鈍感じゃないので、オーリが自分のことを危なっかしく思っているのには気づいていて、「自分のこと棚に上げんな」的に腹立たしく思いつつ、自分の弱点も理解している。で、件のモウルの一大告白(?)のおかげで、オーリのほうも「俺が無茶をするとこいつは困るのか」と認識できてる。
posted at 2018/12/09 15:07:40
要するに、互いに互いが「僕(俺)があいつを守ってやっている」と同時に「あいつは僕(俺)を守ることに意義を感じているらしい」とも思っていて、二人揃って「仕方がないから付き合ってやるか」ってな感じで一緒に旅をしている、のかな……(ここにきて何故か自信なさげ)
posted at 2018/12/09 15:11:57
あと、以前呟いた "オーリもモウルも「相手の負担になってたまるか」と思っていて" ってやつ、二人とも互いを「凄い奴だ」と認めていて、その「凄い奴」に認められたい、対等でありたい、っていうのが研鑽の原動力になってる、というのも付け加えておこう。
twitter.com/typ1/status/10…
posted at 2018/12/09 15:16:33
 

いいねで創作キャラ答える

 ツイッタでの、#いいねRTで創作キャラ答えるというタグのまとめです。

GBさんはいいねで
①一番スタイルが良い
②一番音痴なキャラ
③一番大きな夢を持っているキャラ
④メンタル的に一番強いキャラ
⑤ポテチの袋を開けるのが一番下手なキャラ
⑥一番趣味が合う2人
⑦今一番推してるキャラ
を答えます
#いいねRTで創作キャラ答える
shindanmaker.com/762345
ポテチの袋w
posted at 2018/9/26 22:32:10

いいねをありがとうございます! 構ってもらえてウレシイ! 隙間時間にぽつぽつ答えていきますね。
主だった小説のメインキャラから選んでみたいと思います。具体的には greenbeetle.blog51.fc2.com/blog-entry-859… で使った連中+ヒロインあたりで。今回はサイト非掲載の商業作も含めるつもりです。
posted at 2018/9/27 13:00:43

1)一番スタイルが良い
女性だとインシャ(黄昏)がメリハリボディ+ほどよい筋肉で理想的かと。
エセル「色気のないあの上着のせいで判らないだろうが、脱いだら凄いんだぞ、彼女は」
ガーラン「へー、そんじゃ、『判んないから見せて』って言ったらどうするんスか」
エ「そこになおれ(剣を抜きながら」
ガ「理不尽!」
posted at 2018/9/27 13:01:39
男性だと紛糾しそう。
「やっぱり男は筋肉だろ!」と得意げに胸を張ってから、ウルス(黄昏)やオーリ(九十九)をチラ見て「しまった」って顔になるガーラン(夜風)。現代日本組では、学生時代から空手継続中の拓司(図書館)が大人しくしている横で、ジムに通ってる陸(ゆめ)が自信満々でいる。
posted at 2018/9/27 13:02:40

2)一番音痴なキャラ
アルノルド(帰郷)ですね。
ヴェー「お前、習った楽器は楽譜見てフツーに使えてるし、音の聞き分けだってできてるんだから、あとはさ、自分の声をよく聞いて、ズレていたらその都度調整すればいいんだよ」
アル「そんなことしていて歌う暇があるのか?(真顔」
ヴェー「歌いながらするんだよ」
posted at 2018/9/27 17:01:43
アルノルド、意外と手先が器用で、単純作業や繰り返しにも強いから各種作業の習熟も早いのだが、応用がまったくきかない。まったくきかない。
posted at 2018/9/27 17:27:16

3)一番大きな夢を持っているキャラ
モウル「ウネンでしょ。世界地図を作りたいとか、大きいにもほどがある」
オーリ「うむ」
ウネン「あ、でも、あのお姉さん、すごい自動機械(ロボット)作りたいって言ってたよ」

「な、なんか、あそこの三人、超キラキラした目で、超こっち見てくるんだけど…」
理奈(法則)の勝ち。
posted at 2018/9/27 21:48:47

4)メンタル的に一番強いキャラ
「え? 呼んだ? 今、俺のこと呼んだよね??」
「何やってんだよマルセル! さっさと帰るぞ! ……すみません、お邪魔しました!(胃の辺りを痛そうに押さえながら」

メインキャラから選ぶはずだったのに、どうしてもマルセル(九十九)以外思いつかなかった……。
posted at 2018/9/27 22:04:39

5)ポテチの袋を開けるのが一番下手なキャラ
リクエスト(?)いただいたので九十九の三人で。

ウネンが袋を摘まんで引っ張るものの、握力が足りなくて指が滑る。
「ああもう、貸してごらんよ」同じく指が滑るモウル「……こういうのはね!文明の利器を使えばいいんだよ!(ハサミを取りに席を立つ」→
posted at 2018/9/28 08:22:56
「要するに、引っ張りあければいいんだな」
オーリ、まさかモウルの握力がそこまでヘタレとは思わず、力を込めて袋を引っ張る。

\\紙吹雪ならぬポテチ吹雪//

やらかしたショックで茫然と立ち尽くすオーリ。
慌ててポテチを拾い集めるウネン。
おのれの握力に凹みながら拾うのを手伝うモウル。
posted at 2018/9/28 08:27:12
ポテチ時空は土足厳禁なので大丈夫です!(我ながらツッコミどころしかない……)
twitter.com/minila00/statu…
posted at 2018/9/28 12:31:10
(ウチの不器用そうなキャラは大抵「あ、無理かも」と思った時点でハサミを持ち出してくるので、袋バーストさせるのは、それなりに器用で力が強くて融通がききにくいアルノルド(ヴェーのフォローが無い状況)とか、煽りに弱いお調子者のレイとか嶺とかが勢い余ってやらかす、ってあたりかと)
posted at 2018/9/28 08:28:06

6)一番趣味が合う2人
珊慈(法則)とヴェー(帰郷)は、相方の愚痴でものすごく意気投合しそうではある。
珊「お互い苦労しますね……」
ヴ「どうして、ああも危なっかしいかね、あいつはホント」
珊「でも、そこが彼女のいいところではあるんですが(グラスを呷る)(酔ってますね」
ヴ「……ばくはつしろ」
posted at 2018/9/28 08:29:29

7)今一番推してるキャラ
色々考えたのですが、ここはもう「全員」で! 未読の方は、是非サイトまでいらっしゃいませ!(宣伝)
greenbeetle.xii.jp/works/

お付き合いくださった方々、ありがとうございました! 楽しかったです!
posted at 2018/9/28 08:32:25
 

イラストをいただきました

 英語版「九十九の黎明」こと『Dawn of the Mapmaker』の表紙や挿絵を担当してくださっているもの久保さんが、個人的に!ウネンとイレナのイラストを!描いて!くださいました!!!

 転載の許可(ばかりか九十九の宣伝等に使用する許可までも!)をいただいたので、サイトの頂き物ページに加えてブログでもご紹介いたします!



 美しい、の一言です……。いや、一言では全然足りないんですが、あまりの感動に言葉を失ってしまうというか。
 家出してしまった語彙をなんとかかき集めた結果、サイトの頂き物ページでは、テンションが怪しくなってしまいました……(平常通り、という気もしないでもないですけれども)

 二人の表情、立ち方、仕草。彼女達の暮らしやこの国の文化までをも想起できるディテールの凝った服装。どこまでも奥行きを感じられる風景。
 ウネンもイレナも、今ここに確かに存在しているのですね……。
 もの久保さん、素晴らしいイラストを、ありがとうございました!


 そして、そして、来月、もの久保さんの画集が発売されます!
『Megalophilia もの久保作品集』書影
↑『Megalophilia もの久保作品集』@Amazon

 もの久保さんのツイッターアカウントで、画集に収録される絵が幾つか紹介されていますが、もふもふとした動物達にはとにかく癒されますし、神秘的な存在達は見つめるだけでたましいが震える思いがします。
『Dawn of the Mapmaker』からもの久保さんを知ったという方(知名度考えたら絶対的に少数派だと思いますが……)も、是非この機会に、もの久保さんワールドに浸ってみませんか。

 あと、もう何度も言ってますが、ていうか何度でも言いますが、私は勇者ちゃんや信者くんの続き物も大大大好きなので、そちらも超超おすすめするのでした。pixivのアカウントお持ちの方なら、こちらから是非ぜひ!
 

イラストをいただきました

 かみたかさんが、「九十九の黎明」のイラストを描いてくださいました!

 なんと、ハグ、ですよ、ハグ。幸せそうな彼らを見ているだけで、物語がぶわわわっと溢れ出してきます。ついつい色々と語ってしまいました。
 是非ぜひ「頂き物イラスト等」のページにおいでください! そしてこの幸せを共有していただけたら……!

 かみたかさん、素敵なイラストをありがとうございました!
 

「九十九の黎明」製本版第三版をお持ちの方へ

 まずは、表題を見て「第三版? そんなに版を重ねてたん??」とお思いの方。実は、初版と第二版はデータバックアップ用並びに友人への献本用だったので、非売品なのです。書き下ろし掌編を追加して頒布用に作成したのが、第三版、となっております。ご安心(?)ください。

 で。小説家になろうでの連載を製本した初版と、その後カクヨムに移植する際に最初から読み直して修正を行った第二版、とくれば、お付き合いの長い方は察してしまわれるかもしれません。
 そう、現在「九十九~」は、新たに「NOVEL DAYS」でも公開を始めております。つまり、この期に及んでまだ更に原稿に手を入れたのです……。
 と言っても、物語そのものに大きな変化があるわけではなく、全部で五箇所、合計800字ほど加筆した程度なのですが、このたび、その修正を製本版にもフィードバックいたしました。
 つまり、第四版、です。

 第三版をご購入なさった方で、どういった修正が行われたかを知りたい、という方向けに、第四版との差分について詳しく記しました。ネタバレが含まれているため、プライベッターでのパスワード限定公開です。

「九十九の黎明」製本版第三版をお持ちの方へ

 これ以降の修正は行わないつもりですので、今回ばかりはどうかご了承ください。
 

創作関係の呟き:結びの一行、書き出しの一行

 忙しくて三箇月間まとめるの放ってあったけど、その間たいして呟いていなかった……。うん、忙しかったからね……。

#自作小説の最後の1行を晒す

風に揺れる木々の向こう、青い空が、どこまでも広がっていた。(九十九)
天空高く舞う鷲が、名残を惜しむように一声を上げた。(黄昏)
ぬけるような青空のもと、二人はゆっくりと学び舎に向かって歩き続けた。(積木)

この、圧倒的「空END」率の高さよ。
posted at 2018/4/25 08:28:35
はい、と力強く頷く声が、風に乗ってどこまでも吹き渡っていった。(天穹)
ホノカの頭上で、ふくらみ始めた桜の蕾がさやさやと優しく揺れていた。(薄紅)
ラグナは外套の裾をひるがえすと、物見の丘をあとにした。(紅玉)
ありがとう、そんな声が聞こえたような気がした。(月下)

準・空END?
posted at 2018/4/25 08:33:03
たぶん、最後の最後にカメラを引くのが好きやねんな、私……。
posted at 2018/4/25 08:34:37

逆に、書き出しの一文はどうなってんだっけ、って見てみたら、台詞やモノローグで入るものが多かった。一気に物語を開始させよう、って頑張ってるんだろうな。あとは、動きを出したい、とか、そういう。(何故か他人事のように)
posted at 2018/4/25 23:54:19
書き出し、って実は苦手で、毎回物凄く悩んでる。
この辺りのはちょっと狙い過ぎたかな。気に入ってるんだけど。

級友が、死んだ。(かえりみち)
お土産の詰まった鞄を抱え、一年ぶりに故郷の駅に降り立ったアルノルド・サガフィ少尉を出迎えたのは、幾つもの銃口と王都警備隊の制服だった。(帰郷)
posted at 2018/4/26 00:01:05
情景から入るタイプので、気に入ってるのはここらへん。

網の目のごとく絡まる無数の枝が、天を掴もうとその梢を必死に広げている。(積木)
まったき闇の中、幽かに浮かび上がる下草の影を慎重に踏みしめ、男が歩いている。(月下)
posted at 2018/4/26 00:03:49
雰囲気出すぞ! って頑張ったのがこのへん。掴みが成功しているか否かは解らぬ。解ってたら最初っからそういうふうに書くよ!

タカウの家に白羽の矢が立ったのは、小粟の実が頭を垂れ始めたころだった。(林檎)
竜ならざるこの身にも、どうやら逆鱗というものは備わっているらしい。(紅玉)
posted at 2018/4/26 00:07:54

「読みやすい」というコメントを、文章が平板だとか表現の幅が少ないといったマイナス評価として捉える人がいる、という冴吹さんのツイートを受けて。
副詞をどこに置くか、読点をどこに打つか。言葉がまとう細かなニュアンスは勿論のこと、文字そのものが持つ雰囲気も文脈に合っているか。音読した時のリズムは悪くないか。何か違和感を覚えさせる箇所は無いか。「読みやすい」と言ってもらえたなら、頑張った甲斐があったってもんです。
posted at 2018/5/13 21:33:25
何か昨晩に格好つけたこと呟いてましたけど、推敲途中で気力が尽きて、「なんやココ微妙に言葉の座りが悪いような気がするんやけど、もうええわ」って投げてしまうことも(特に趣味の原稿の場合は)ままあるので、生暖かい目で見ていただければ嬉しいです。
posted at 2018/5/14 08:40:29
投稿サイトから自分のサイトに転載するとか、製本するとか、リア友が「今読んでるとこ」と宣言してきたとか、そういった機会に冷静な頭で読み返した時に、間違いなく当該個所で引っかかるので、腹括って根性入れて頭ひねり直して修正かけてます……。最初から頑張れよ自分。
posted at 2018/5/14 08:48:34
商業の場合、不思議なことに「もうええわ」箇所周辺って指摘が入ることが多くて、結果として「もうええわ」と全面対決することになるというね。指摘というのも、文章に違和感がある、といった技巧上のものよりも、内容に関してが殆どなので、たぶん、精度の悪い文章には限界があるってことなんだろう。
posted at 2018/5/14 09:05:11

#私の小説は太陽月星隕石のうちどれですか
私も聞いてみよう!
(なんとなくだけど、結果が見えているような気がしないでもないような気がしないでもない……)
posted at 2018/5/16 21:06:28
結果出てました! 一番が星で、次が太陽。共通項は核融合ですね!(待って

夜空にまたたく無数の星々……宇宙の広がりも感じます(*´ω`*) 投票におつきあいくださった皆さん、ありがとうございました! twitter.com/typ1/status/99…
posted at 2018/5/18 00:13:44

@sousakuTL 某さんの、色恋沙汰を仮に想定しての「モウルは積極的で受動的、オーリは消極的で能動的」という分析が言い得て妙で、ちょっと感動している。
posted at 2018/6/13 16:23:53
@sousakuTL オーリが「愛したい」で、モウルが「愛されたい」ってのも、なんか、こう、すごいな……。自分が与えられなかったものを与えたい。自分が与えられなかったから与えてほしい。どちらも代償行動ではあるわけだけど、この差が、なんとも言えぬ……。
posted at 2018/6/13 16:32:19
@sousakuTL メイン三人については、恋愛関係は未設定で、敢えて深く考えずに置いてあるけど、こんなふうに色々と分析していただけるの、本当に作者冥利……っていうか、物語冥利に尽きます、ありがとうございます。
posted at 2018/6/13 16:38:01
@sousakuTL そういえば、本編も後半に入ればウネンの保護者感が出てくる二人だけど、こいつら一々対応が不器用だよなあ、と思ってたの、オーリは「構いたいけど構い方が分からん」から当然として、モウルは「構ってほしくて構ってる」からアレな感じになってしまってるのでは、とか考えてしまった。
posted at 2018/6/13 17:38:30


↓動画ファイルは直接ブログに貼りつけられないため、埋め込みで表示させますね。
※音が出ます注意!

 体調が悪くて何もできなかった時に、スマホの「Animoto」というアプリを使って見よう見まねで作った動画です。
 カクヨムコンの時に宣伝に使用する許可いただいたイラストを、使わせていただきました。皆さんありがとうございました!
 

『Dawn of the Mapmaker』ができるまで

 7/31に第一巻が発売された、「九十九の黎明」英語版『Dawn of the Mapmaker』について、「詳しい話(メイキング的なもの)を教えてほしい」と仰った方が何人かいらっしゃったので、これまで私が経験した電子書籍化や書籍化とは違う、ダイレクトリーな翻訳出版ならではの体験について二つばかり記します。
 
 
◆題名について
 
「九十九の黎明」の「九十九」という単語がもうイキナリ観念的なため、原題そのまま「Dawn of Tsukumo」が最初のタイトル案でした。「九十九」、字面で素直に訳すると「Ninety-nine」になってしまいますからね……。いや、それもある意味間違いではないのですが、言うなれば、きのこの山を「ビスケットだ」と紹介するようなものでしょうか。「Tsukumo」のほうは、きのこの山を「○×△(チョコレートの異国語)だ」って紹介するようなもの……んん……何を言っているのか自分でもよく解らなくなってきたぞ。

 ともかく。
 私は英語が不得手なため、言葉や文章の微妙なニュアンスがわかりません。英語圏の書籍市場の雰囲気や方向性も知りません。なので、タイトルの決定は編集部の皆さんにお任せすることにして、ダブルミーニングどころか三つも四つも色んな意味を詰め込んだ日本語のタイトルについて、詳しく説明させていただきました。
 その結果、「Tsukumo」の音の響きは捨てがたいが、より意味が通じやすい方向で、と、『Dawn of the Mapmaker』というタイトルに相成りました。
 ちなみに、このタイトル解説は、第二巻のあとがきに掲載される予定です。オタノシミニ!

 
◆行間のアレコレ

 普段から私は、登場人物のちょっとした仕草でその内面を表現するのが大好きで、「九十九の黎明」でも、明確に言語化していない感情を、隙あらば行間にぶっ込んでいました。
 登場人物が何を考えているのかはっきりと読み手に示したい場合は、その旨きっちりと文章として書き表しますが、最終的な判断を読者に託したかったり、自由に想像して楽しんでもらいたかったりする箇所は、あえて想像の余地を残して曖昧なままにしています。読者としての私が、こういうふうに行間にもぐって色々と思い巡らせるのが大好きなので、作者の立場でも、ついついその楽しみを求めてしまうんですね。

 で。
 例えば、「モウルは思わせぶりに微笑んだ」という描写があったとして、作者の私には、この時モウルが何を思って微笑んだのかという「答え」が確固として存在します。が、私ではない人間がこの文章を読んだだけでは、モウルの気持ちはなんとなく伝わってきても、明確に「何を考えているか」は分かりません。
 読者相手ならばそれでいいのでしょうが、翻訳していただくには、これでは情報が足りません。モウルが何か悪巧みをしているのか、構ってほしくて思わせぶりな態度をとっているのか、実は全然違うことを考えているのか、単なるポーズなのか。「知っていて書かない」のと「知らなくて書けない」のとでは、天と地ほど差があるというのは、自分が小説を書く時に嫌というほど実感していますし。

 そんなわけで、小説本文にWordのコメント機能で注釈をつけた原稿をお渡ししました。
 以下、ちょっと興味のある読者さんもいらっしゃるんじゃないかと思って、スクリーンショットをチラ見せいたしますね(>ωФ)b
(画像クリックorタップで原寸表示されます)

















 他にも、設定メモ(パス付きでぷらいべったーに上げたアレに、〈囁き〉と謎の声の詳細を追加したもの)をお渡ししました。それらの情報をもとに、〈かたえ〉や呪符、呪い師など、九十九独特の世界観を翻訳してくださいました。ありがとうございます!
 
 
 最後にオマケ一つ。
 今までの出版作は、どれも現代日本が舞台の物語ばかりだったため、イラストレーターさんに作画資料をお渡しする必要が殆ど無かったのですが(『呪い~』でスタイリッシュな作業服の写真を探しはしましたね……)、今回はファンタジー世界が舞台ということで、なかなか良い資料写真を見つけられず、こんな図解を用意しました。

 フリーハンドな曲線も見づらければ、書きなぐったような文字も見づらくてアレですが。ていうか、絵描きさんに対して字書きがナニ絵を描いて見せてんだ、って話ですよねHAHAHAHA!
(だって、解りやすくて見やすい写真が手に入らなかったんだよ……)
 もの久保様、素敵なイラストをありがとうございました!!! 第二巻以降もよろしくお願いいたします!
 

『Dawn of the Mapmaker 1』発売

 なんかもう色々なことがグワーっと押し寄せてきて、すっかりご無沙汰してしまいました。二箇月ぶりにこんにちは。
 なろうやカクヨムの管理画面も、先日やっとこさ覗きに行くことができたものの、追いかけている連載の進み具合に嬉しい悲鳴を上げています。ツイッタはリプライやDMに召喚されてはちょこちょこ覗いてはいましたが、見事なまでにピンポンダッシュで、気分はすっかり浦島太郎です。ていうか、ピンポンダッシュって意味が通じているんでしょうかね、地域性とか時代性とか。
 まだもうちょっとスケジュール的に油断ならない状況ではあるんですが、とりあえずお知らせにまいりました。
 
 7/31に、「九十九の黎明」英語版『Dawn of the Mapmaker』の第一巻が無事発売されました。


(※この画像は、出版社の許可を得て加工させていただいたものです)

 詳しい内容については、「書籍のご案内」のページにまとめてありますが、こちらにも現在の配信状況を記しておきますね。

Amazon JP
 日本円で購入可。874円(今のところ最安値です)
 Kindle端末が無くてもPCやスマホ用のアプリが無料でダウンロードできます。
BOOK WALKER
 日本円で購入可。850円+税
Kobo
 日本円で購入可。955円
Google Books
 日本円で購入可。1,090円
Google Play
 日本円で購入可。1,090円(1,211円から割引との表示)
Amazon USA
Barnes & Noble
iBooks

「実は英語話者なんですよ」という方や「英語大好き、洋書大好き」という方は勿論のこと、「英語は苦手で」という方も、日本語原作をとても忠実に訳してくださっていますので、英語の勉強にいかがでしょうか。九十九とMapmaker並べて「読める……読めるぞ!」とムスカごっこをして遊ぶこともできます。


 海外のサイトで幾つかご紹介いただいたので、嬉しがってご報告いたしますね。

Cross Infinite World Licenses Dawn of the Mapmaker Light Novel Series Anime News Network 2018/5/31
 Cross Infinite Worldさんの新シリーズ刊行のお知らせを受けて

Cross Infinite World: Dawn of the Mapmaker ENGLISH LIGHT NOVELS 2018/6/7
 上に同じく。

Light Novel Releases for July 2018 2018/06/29
 Justus R. Stoneさんによる新作ライトノベル紹介動画。11:12~13:29に『DAWN OF THE MAPMAKER』を紹介してくださっています(が、私の英語力では殆ど聞き取れない……)。

Dawn of the Mapmaker ENGLISH LIGHT NOVELS 2018/7/30
 日本語版について、「Completed, plus side stories」とまで把握されています。なんというまめまめしさ。

5 Things To Know About Dawn of The Mapmaker TheOASG 2018/7/30
 編集のA.M. Perroneさんのインタビュー記事。畏れ多すぎる作品名を引き合いに出していらっしゃったり、むっちゃ褒めてくださってたり、本当に光栄です……光栄です……。


 先々月に英語版発売のお知らせをした際に、「詳しい話(メイキング的なもの)を教えてほしい」と仰った方が何人かいらっしゃったので、のちほどその記事も上げますね。
(途中まで書きかけて、忙しさのあまり放置してましたん……)
(書きました。 → 『Dawn of the Mapmaker』ができるまで
 
 

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書籍

『リケジョの法則』表紙
『リケジョの法則』
¥647+税
発行:マイナビ出版

電子書籍近刊

『Dawn of the Mapmaker 1』表紙
『Dawn of the Mapmaker 1』
¥874
発行:Cross Infinite World